技術書典6にサークル参加しました

前回の技術書典5に引き続き、今回で2回目の参加になりました。
当日の感じを忘れないうちにブログに書こうと思います。

前回はメモリアロケータについての本、今回はプロセススケジューラについての本を書きました。
サークルの公開ページはこちらです。

当日の流れ

10時10分くらいには入場して、10時30分くらいには設営を完了していました。

旧刊のメモリアロケータ本を50部、新刊のプロセススケジューラ本を100部の合計150部を持ち込みました。
11時に開場で割りとすぐに1冊目が売れました。
2回目ですが「おお、売れたぞ…!」という気持ちになります。

前回は配置場所が入り口が近かったこともあり、開場してからしばらくはバタバタとしていた記憶がありますが、今回は入場一部有料化のお陰か混み合ってはいるが、まあ、隙間は見えるな、というくらいでした。運営スタッフの経験を積み重ねた改善を感じて素晴らしいですね。
また、今回は表紙や図を担当してくれているデザイナーさんが当日のお手伝いに来てくれたのでとても助かりました。

ゆっくりと売れ進み、14時前には旧刊と新刊の両方が無事に完売しました。
この辺の画像は即興でデザイナーさんが書いてくださったのでとても感謝しています。

その後は会場を一回りして、自分の買い物を済ませたあとに早めの撤収。
そして、打ち上げをしました。

所感

かんたん後払いを使う人が増えていた

前回に比べて「すみません。現金のみです。」と発言した回数が多かったので、かんたん後払いを使っている人が増えていました。
次回参加出来たときにはうちも対応しようかなと思っています。

サークル参加は楽しい

自分の書いた本を買ってもらえるのは非常に嬉しいです。
会社にも置くようだと言って同じものを2冊買っていく方が現れたときは驚きました。(しかも2名いました。)
また、友人/知人/Twitterのフォロワーにブースで声を掛けてもらえたのは特段に嬉しかったです。
改めて、購入してくれた方々、ありがとうございます。

本を書くと自分の勉強になります。
なにより、人は締切があるといつもよりもせっせと取り組むようになりますよね。
締切駆動開発とも呼ばれます。

改善点/今後の目標

一言で「実装が伴っていないこと」が一番の改善点です。
人にも言われましたが実装やら経験が無いものは薄っぺらくなりがちです。
旧刊が終わった時点でも改善すべきだという自覚はありましたが、怠惰がために実現できませんでした。
何より自分が本を書いている目的は自作OSを実装することなのですが、矛盾のような食い違いのようなものを感じます。
無事に完売しましたが、満足しきれないような、心に蟠りを残した感じになってしまいました。
なので、次回は、もっと先に進んだ、実装に裏打ちされた踏み込んだ話を書くことをこのブログに明文化しておくことで、目標にしたいと思います。
きっとそれができればすごく楽しいだろうと想像できるので引き続きやっていきます。

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