vim-airline に乗り換える5つの理由

この記事は Vim Advent Calendar 2012 の 263 日目の記事です。

今回はつい先日
かなり素晴らしいPluginがリリースされて、大分人気になっているようでしたので紹介します。


vim-airlineってなに?

https://github.com/bling/vim-airline より引用

https://github.com/bling/vim-airline/wiki/Screenshots よりいくつか引用
dark theme with powerline symbols
light theme
solarized light
上の画像を見ればお分かりでしょう。
Vimのステータスラインをかっこ良くしてくれるPluginです。

以前までは、ステータスラインのカスタマイズといえばset statuslineをいじる、powerline(新版), vim-powerline(旧版) くらいの選択肢でした。

airlineはここに新たな選択肢を加えてくれました。


1. Vim script のみで実装

    新しいバージョンのpowerlineではvim以外のzshなどに適用させるためかpythonが必須となり、重くなってしまいました。
対して、airlineは高速です。
※powerlineがpythonを使う利点はしっかりとあります。


2. 他のpluginに対応
    現在、airlineは bufferlinefugitiveunitectrlpminibufexpl,gundo,undotreenerdtreetagbarsyntastic,lawrencium の Pluginに対応しています。
これらがstatuslineに表示する情報を上書きしません。
また、ここで自分のpluginに対応させたいときも簡単に設定出来るようです。
詳細は:help airline-funcrefs を参照下さい。

2013/08/21 追記
例えばuniteやvimfilerでairlineを優先するときは.vimrcに以下を追記します
let g:unite_force_overwrite_statusline = 0
let g:vimfiler_force_overwrite_statusline = 0
上記以外にも着々と対応pluginが増えているようでとてもよいですね


3. 他のカラースキームに合わせたテーマ
    有名なカラースキームに合わせたテーマを幾つか持っています。
上記の画像にもsolarizedを載せました、solarizedなVimによく合うのではないでしょうか。 
他にもmolokai, jellybeansも含まれます。また、独自のテーマも含むと14種類あります。


4. 手軽なstatusline
    この部分をこういう表示に変えたいなーという時があるはずです。
airlineでは statuslineはいくつかのセクションに分かれており、g:airline_section_HOGE といういくつかの変数で、めんどくさいstatuslineの設定をてっとり早く行います。
また、セクションに分かれているので、ここだけ変えたい!というときも簡単です。
詳しくは:help airline-customization へ


5. 引き継げるフォント
    今までpowerlineを使っていたVimmerも多いはずです。
しかし、せっかくpowerlineのパッチを当てたフォントがあります。しかも、かっこいいです。
airline ならそのまま使い続けることができます。もちろん、変更も簡単です。
:help airline-customization



では、今すぐairlineをインストールしましょう。
NeoBundle 'bling/vim-airline'

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